街に映画館がなかったら…
大人になった気がした友達との映画鑑賞。
恋人との初めてのデート。
仕事を離れた自分だけの時間。
いくつになっても得られる新しい体験。
映画を観た後は街で食事を …
街の映画館は、幅広い世代のコミュニティの場。
ネットで事が済む、こんな時代だからこそ、
街に公民館的な映画館が必要と考えました。
それが、シアタードーナツ
シネコンでも、単館でもない、
第三の映画館。
コミュニティシアターです。
生と死に向き合う日々をありのままにみつめたドキュメンタリー。
『あなたのおみとり』
【内容】
「うちに帰りたい」。末期癌で入退院を繰り返していた父の言葉で、母は家での看取りを決意した。介護ベッドを置き、ヘルパーさんや訪問看護師さんが出入りする自宅で始まった父と母の新しい生活。ベッドから動けない父は何かと世話を焼く母に「ありがとう」と口にするようになり、母はできる限り父の近くで時間を過ごすようになった。少しずつ食事が摂れなくなり、痩せ、目を瞑る時間が増えていく父。持病の悪化で自身の健康にも不安を抱えることになった母。ヘルパーさんたちは毎日父の元を訪れ、丁寧にケアを行い、時に母の相談相手にもなってくれている。閉じていく命の前で広がっていく人と人のつながり。生と死のあわいに訪れる、夢のようなひととき。
2024年/95分/日本
監督:村上 浩康
【上映期間】
10/17〜10/31 | ①10:50 |
11/1〜 | 調整中 |
10/17~10/31までの限定上映
朝鮮戦争停戦70年に際し南朝鮮で制作されたドキュメンタリー映画
『WARmericaの運命』
【内容】
1492年のアメリカ大陸の先住民に対する大量虐殺から一貫してきた米国の侵略と戦争の歴史と、第一次世界大戦以降、軍産複合体にコントロールされる米国が戦争で莫大な利益を得ながら一極支配を確立し世界一の好戦国となる過程、戦争犯罪の数々を暴く。さらに現在、米国の一極支配とドル覇権が崩壊し、共存共栄の多極化時代へと進む世界各国の動向や民衆たちの大規模デモ、それと反転するように格差社会が深刻化し、反社会的犯罪が絶えない米国内の危機を赤裸々に映し出した。
米国がウクライナや中東で代理戦を強行し、戦争か平和かという岐路に置かれている今の時代に一石を投じる本作品は、米一極支配時代の終焉と共に、朝鮮半島で戦争を終わらせなければならないという切実な課題を提起している。
作品には、停戦70年を迎え、世界に類例のない長期間の戦争体制が続く朝鮮戦争を一刻も早く終わらせ、平和協定の締結、朝鮮半島の統一を望む市民らの声が込められている。
また、朝鮮半島の平和を実現するためにはまず米国をよく知り、南朝鮮をはじめとする米国の侵略的支配秩序が及んでいる国で米国の壁を超えなければならないという制作者の強いメッセージが込められている。
2023年/65分/韓国
監督:金哲民
参考サイト
https://chuo.korea-htr.org/chuo/1803/
【上映期間】
10/17〜10/31 | ①13:10 |
10/17~10/31までの限定上映
平和と人間の尊厳を追求するガザ出身医師の誓い
『私は憎まない』
【内容】
「医療でイスラエルとパレスチナの分断に橋を架ける」。
ガザ地区の貧困地域、ジャバリア難民キャンプ出身の医師で、パレスチナ人としてイスラエルの病院で働く初の医師となったイゼルディン・アブラエーシュ博士は産婦人科でイスラエル人とパレスチナ人両方の赤ちゃんの誕生に携わってきた。
彼は、ガザからイスラエルの病院に通いながら、病院で命が平等なように、外の世界でも同じく人々は平等であるべきだと、分断に医療で橋を架けようとする。しかし2009年、両者の共存を誰よりも望んできた彼を悲劇が襲う。彼の自宅がイスラエル軍の戦車の砲撃を受け、3人の娘と姪が殺されたのだ。砲撃直後、博士の肉声をイスラエルのテレビ局が生放送し、彼の涙の叫びはイスラエル中に衝撃と共に伝わった。その翌日、博士は突然、テレビカメラの前で憎しみではなく、共存を語りだす。イスラエル政府に娘の死の責任を追求するも、決して復讐心や憎しみを持たない彼の赦しと和解の精神は、世界中の人々に感動を与え、“中東のガンジーやマンデラ”とも呼ばれる存在となる。しかし2023年10月7日のハマスのイスラエルへの攻撃、それ以降のガザへの攻撃を経て、彼の信念は再び試されることになる。
ドキュメンタリー/2024年/92分/カナダ・フランス
監督:タル・バルダ
公式サイト
https://unitedpeople.jp/ishall/
【上映期間】
10/17〜10/31 | ①14:50 |
風と雑木林と建築家夫婦の物語
『人生フルーツ』
【内容】
1960年代、自然との共生を目指したニュータウンを計画。しかし、経済優先の時代はそれを許さず、完成したのは理想とはほど遠い無機質な大規模団地。修一さんは、それまでの仕事から距離を置き、自らが手がけたニュータウンに土地を買い、家を建て、雑木林を育て始めましたー。あれから50年、ふたりはコツコツ、ゆっくりと時をためてきました。そして、90歳になった修一さんに新たな仕事の依頼がやってきます。
2016年/91分/日本
ナレーション:樹木希林
監督:伏原 健之
公式HP
https://life-is-fruity.com/about/
【上映期間】
8/22〜10/16 | ①13:10 |
10/17〜10/31 | ①13:00 |
若くして母となった少女が、
連鎖する貧困や暴力に抗おうともがく日々の中で
たどり着いた未来とは。
『遠いところ』
【内容】
沖縄県・コザ。
17歳のアオイは、夫のマサヤと幼い息子の健吾(ケンゴ)と3人で暮らし。
おばあに健吾を預け、生活のため友達の海音(ミオ)と朝までキャバクラで働くアオイだったが、 建築現場で働いていた夫のマサヤは不満を漏らし仕事を辞め、アオイの収入だけの生活は益々苦しくなっていく。
マサヤは新たな仕事を探そうともせず、いつしかアオイへ暴力を振るうようになっていた。
そんな中、キャバクラにガサ入れが入り、アオイは店で働けなくなる。
悪いことは重なり、マサヤが僅かな貯金を持ち出し、姿を消してしまう。仕方なく義母の由紀恵(ユキエ)の家で暮らし始め、昼間の仕事を探すアオイだったがうまくいかず、さらにマサヤが暴力事件を起こし逮捕されたと連絡が入り、多額の被害者への示談金が必要になる。切羽詰まったアオイは、キャバクラの店長からある仕事の誘いを受ける―
2022年製作/128分/日本
監督・脚本:工藤 将亮
【上映期間】
8/22〜10/31 | ①15:00 |
宮島から君へ!
本作を観た後に絶望を感じたのなら、それは希望を求めてる証である。では、希望を作るためにできることは何だろう?と自問自答すること、環境について知ること、そして、「分からないことは教えてほしい」と、「助けてほしい」と言える社会をイメージするだろう(してほしい)。
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10/16までの上映です。
ギャンブル依存症、アルコール依存症、ゲーム依存症、薬物依存症、買い物依存症、ゲーム依存症…
実際の依存症者(アディクト)多数出演!依存症からの回復を題材とした衝撃の問題作!
『アディクトを待ちながら』
【内容】
依存症は一生治らない——
日本人の大多数はそう思っているだろう。政府やメディアが作り上げたイメージによって、多くの人が依存症を克服している事実を知らない。主演の高知東生を始めとし、この映画には実際の回復を続けている依存症者、またはその家族を多数起用。リカバリー・カルチャーの重要な要素の一つである、チーム一丸となり病に立ち向かう姿は、さながら撮影隊が映画に臨む姿勢とオーバーラップする。スリリングなラストの即興芝居は、依存症の苦難を本当に経験したキャスト陣による映画への挑戦である。やめ続ける人。そして待ち続ける人々の生き様を丁寧に描いた、ナカムラサヤカ監督の最新作。
脚本・監督:ナカムラ サヤカ
82分/日本/2024年/ドラマ
公式HP
https://www.addict-movie.com/
【上映期間】
9/19〜10/16 | ①15:10 |
10/16までの上映です。
予約の取れないレストラン“シェ・パニース”のオーナーで、
エディブル・スクールヤード(食育菜園)の創始者アリス・ウォータース。
世界中の料理人と教育者に影響を与える彼女が信じる「おいしい革命」とはー?
『食べることは生きること
~アリス・ウォータースのおいしい革命~』
【内容】
全米で予約の取れないレストラン シェ・パニースの創始者でありオーガニックの母と呼ばれるアリス・ウォータースと日本国内、カリフォルニアへとおいしい革命の探究へと向かうドキュメンタリー。
「おいしい革命家」アリスのはじまり
1971年、カリフォルニア州バークレーにアメリカで初めて、地域の農家と食べ手を直接つなぐフランス料理店「シェ・パニース」が開店した。旬を生かした料理と気取らないあたたかさで客をもてなし、予約の取れない人気店となった「シェ・パニース」。その在り方はのちに「地産地消」「ファーマーズ・マーケット」「ファーム・トゥ・テーブル」というコンセプトに発展し、世界中で知られるようになる。そんな「シェ・パニース」のオーナーの名前は、アリス・ウォータース。半世紀をかけて、世界中の料理人と教育者に影響を与え、「オーガニックの母」「おいしい革命家」と呼ばれるようになった。
日本の給食や生産者、料理人との出会い
2023年、アリスの集大成となる書籍『スローフード宣言 ー食べることは生きることー』(海士の風)の出版1周年を記念して、著者来日ツアーが開催された。アリスが日本各地を訪れ、学校給食を味わい、大地の守り手である生産者、料理人と触れ合っていく。そこで語られる力強い言葉と、彼女のまなざしが日本の「美しさ」を浮き彫りにする。日本、そして彼女の拠点であるカリフォルニア・バークレーでの取材を通じて、「おいしい革命」の探求へと向かう。
監督・撮影・編集:田中順也
66分/日本/2024年/ドキュメンタリー
公式HP
https://unitedpeople.jp/archives/4701
【上映期間】
8/22〜10/16 | ①11:00 |
10/16までの上映です。
あと10センチで出逢えるかもしれない。
『骨を掘る男』
【内容】
沖縄戦の戦没者の遺骨を40年以上にわたり収集し続けてきた具志堅隆松。これまでに、およそ400柱を探し出した。彼は自らを“ガマフヤー”と呼ぶ。ガマは沖縄の自然壕、フヤーとは掘る人という意味だ。砕けて散乱した小さな骨、茶碗のひとかけら、手榴弾の破片、火炎放射の跡…。拾い集めた断片から、兵隊か民間人か、どのような最期をとげたか推察し、想いを馳せ、弔う。掘ってみるまで、そこに本当に骨が埋まっているかどうかはわからない——それでも掘りつづける行為を具志堅は、観念的な慰霊ではなく「行動的慰霊」だと言う。
沖縄本島には激戦地だった南部を中心に、今も3000柱近くの遺骨が眠っているとされる。沖縄の人びとや旧日本軍兵士のものだけではない。米軍兵士、朝鮮半島や台湾出身者たちの骨を含んだ島の土砂が辺野古新基地のための埋め立て工事に使われようとしている。
監督・撮影・編集:奥間勝也
2023年製作/115分/日本・フランス
公式HP
https://closetothebone.jp/
【上映期間】
9/19~10/16 | ①10:50 |
10/31までの上映です
あるフランスの産科病棟 ―
『助産師たちの夜が明ける』
【内容】
5年間の研修を終えたルイーズとソフィアは、念願の助産師として働き始めるが、その期待に反するように緊張感が大きくのしかかる。貧困、移民、死産・・・様々な事情を抱えて訪れる人々。オーバーワークとストレスに押しつぶされそうになりながらも、新しい命に出会う日々の喜びが助産師たちの結束を強めていくのだった――。
本作は、若い助産師たちが出産に立ち合い、突きつけられる現実に驚きながらも成長してゆく様を、ドキュメンタリーのようなリアルなタッチで描いた感動作だ。実際の出産シーンを織り交ぜながら、観客がその場に立ち会っているかのような臨場感で描きだす。
監督は『愛について、ある土曜日の面会室』(2009)がヴェネチア国際映画祭正式出品を始め、ルイ・デリュック賞等受賞のレア・フェネール。自身の家族の体験を基に、フランスのみならず、どこの国でも誰もが直面する普遍的なストーリーに、熱い共感の声が寄せられている。
監督:レア・フェネール
2023年/フランス/100分/カラー
公式HP
http://pan-dora.co.jp/josanshitachi/
【上映期間】
9/19~10/16 | ①12:30 |
10/17~10/31 | ①11:00 |
宮島から君へ!
想像と違った展開に驚いた。こんなERな感じなの!?新人助産師の成長物語に留まらず、現在の医療福祉や他企業もきっと抱えてる現代社会の問題がここにもある。人間らしく仕事ができる現場は誰もが欲している。ラストシーンでは、思わず立ち上がってしまいそうでした。
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シアタードーナツのブログ
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